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日本神話

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日本各国の風土記やアイヌ神話、
神社の社伝など古事記や日本書紀では
語られていない日本神話
御紹介致します。

要石と大ナマズ

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地中にいる大鯰が暴れると地震が起こると古くから信じられてきた。鹿島神宮と香取神宮には要石と呼ばれる大鯰を抑えていると伝えられている石があり、
それぞれの神社の祭神である建御雷之男神(タケミカヅチ)と布津主神(フツヌシ)が地震を御する神とされた。要石は巨大な剣となって、武神としても崇められる二柱が大鯰の頭に突き刺して暴れださないよう封じている。
要石と大ナマズ
また、鹿島神宮と香取神宮の要石は地中で一続きとなっているといわれている。
神無月に地震が起こると、神が出雲に行って不在のために起きたと噂された。

万葉集にも「ゆるげども よもや抜けじの要石 鹿島の神のあらん限りは」と詠われており、
「たとえ地震が起きても建御雷が守っているので大地震にはならないだろう」と篤く信仰されていた。

江戸時代、かの水戸光圀が要石の周囲を掘らせたことがあった。掘り進めて行くうちに陽が沈んだため、
作業を中断して翌日に持ち越すことにした。翌朝見てみると、昨日掘った場所は不思議と綺麗に埋まってしまっていた。

二日間同じことが続いたため、今度は昼夜を問わず七日七晩掘り進めたが、ついに要石の底にたどり着くことはなかったという。


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