今昔物語集に収録された天狗と竜にまつわる話の現代語訳。今は昔、讃岐の国の万能池には尊い竜が住んでいた。ある日、天狗に捕まりほら穴に連れ去られた竜はそこで一人の僧に出会う……。
宇治拾遺物語の現代語訳。安倍晴明が近衛府の詰め所に立ち寄ると綺羅びやかな若者が参られました。その若者が牛車から降りるとカラスの糞に当たります。晴明はあのカラスは式神だと気が付き若者に近づきます。
渡辺綱の鬼退治!羅生門の鬼をイラスト付きでご紹介。酒呑童子を退治した源頼光とその家来たち。都に平和が訪れたと思われましたが羅生門に鬼が現れるという噂が都に流れていました。それを確かめるために源頼光の家来の一人渡辺綱が羅生門へ向かうのです。
金太郎は赤い腹掛けに大きなまさかりを持ち毎日、熊などの動物と相撲をとったり鬼ごっこをして過ごしていました。ある日、金太郎の怪力を目の当たりにした木こりが不思議に思い金太郎の住む小屋までついて行きました
桃太郎原典と言われる温羅伝説をイラスト付きでご紹介。海の彼方から吉備国やってきた鬼神・温羅。朝鮮百済の王子というこの鬼は、悪事の限りを尽くします。困った人々は時の天皇に訴え、将軍・五十狭芹彦(イサセリヒコ)命が討伐に遣わされました。戦上手の温羅に苦戦する命でしたが…!?
山形県・秋田県に伝わる民話、手長足長の昔話をイラスト付きでご紹介。悪事を働く手長足長に困った村の衆は鳥海山の神様に助けを求めるが、それでも妖怪の悪事は止まらない。そこへ慈覚大師が訪れ、村の惨事を知り、百日祈祷を続けたところ、不動明王の目から…!?