内裏の松原にして、鬼、人の形と成りて女を嘲ふ語-今昔物語集-
「内裏の松原にして、鬼、人の形と成りて女を嘲ふ語ー今昔物語集ー」月が明るい夜、三人の女官達は、武徳殿の東側にある宴の松原を歩いていた。すると、松の木の下に一人の男が現れ、一人の女官を呼び止め、木陰へと誘った――
両面宿儺の昔話をイラスト付きでご紹介。仁徳天皇の時代、飛騨の岩山に、一体両面にして四手両脚の異人が現れた。名を宿儺という。彼は飛騨の民を苦しめていた悪鬼や竜神を平らげ、民にしたわれるが
桐壺の更衣が他界し、葬儀が行われる。泣き崩れる更衣の母。今さらのように更衣の真価に気づく後宮の人々。桐壺の優しさを恋しがる女官達。そんな中、更衣を寵愛していた帝の嘆きは...
多武峯縁起絵巻「実性僧都〜尊影破裂」をイラスト付きでご紹介。藤原鎌足薨去ののち、談岑は様々な人の手によって時代を超えて支えられてきた。そして1046年正月24日、談岑に祀られた鎌足の神像が不思議な現象を引き起こす。
源氏物語より桐壺の死のお話をイラスト付きでご紹介。吹く風に野分の気配が混ざる頃、帝は桐壺更衣の実家へと使者を送る。しかし、使者として遣わされた靱負の命婦が目にしたのは、すっかり荒れ果ててしまった屋敷と、悲しみに暮れる更衣の母君の姿であった…
源氏物語より桐壺の死のお話をイラスト付きでご紹介。第二皇子(後の光源氏)が3歳の時に桐壷は軽い病にかかられ実家に戻りたいと帝に訴えますがその願いは中々叶えられませんでした。
多武峯縁起絵巻「孝徳即位~維摩濫觴」までをイラスト付き現代語訳でご紹介いたします。乙巳の変後、軽皇子が天皇の位に即位され、中臣連鎌足は大錦冠と内臣の位を天皇より賜った。これまでの内臣の功績は人々に称賛されるほどであった。